資産を管理してから運用する

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資産運用に成功する人と失敗する人の違いは、目的と計画性が明確かどうか!

運用を開始する前に資産を管理しよう

資産運用を始める前に、まず手持ちの資金のうち「守るべきお金」「運用に回すお金」を はっきりと区別して管理しておくのがポイントになります。なぜなら、万が一投資で大きな損をした場合、絶対に確保しておかなければならないお金を失ってしまうことだって考えられるからです。将来のライフプランが崩れてしまうような事態は、未然に避けなければなりません。

資産管理の考え方は、車でいうところのシートベルトやエアバックのような役割を果たします。守るべき お金をしっかり守っておけば、価格相場の変動などにより損することがあったとしたとしても、ライフプランが崩れることはありません。上手くリスクをコントロールする必要があるのです。また、「守るべきお金」を把握できれば、必然的に運用に回す資金をはじき出すことができます。

2種類の守るべきお金

では、どの程度のお金を守っておけばいいのでしょうか? 守るべきお金を2つに分類してみましょう。まず「日常生活資金」です。最低でも生活費の3~6ヶ月分は確保しておきます。次に「5年以内に取り崩す予定のお金」を確保します。例えば、住宅や車の購入、教育費などで取り崩す予定のあるお金が該当します。この「日常生活資金」と「5年以内に取り崩す予定のお金」の合計を守るお金の最低額とします。300万円と試算されれば、300万円以上を 常に確保しておけば問題ありません。

2種類の運用に回すお金とは?

運用に回すお金も2つに分けて考えます。1つはしっかりと分散投資しながら長期的に「資産形成するお金」。分散投資は安定した運用がで きる反面、タイミングや投資対象などに自分の考えを反映しにくく、リターンも平均的なものを狙っていくだけなので「つまらない」と感じる人も少なくないよう です。

そこで、もう1つは自分のアイディアでタイミングや投資対象を選びながら投資する「攻めるお金」を用意します。例えば「中国やインドはこれからも急成長を続けるだ ろうから投資しよう」といったケースに利用するお金です。攻めるお金の運用がうまく行けば、全体の運用率を平均的なものよりも引き上げることができます。

運用で失敗する人の多くは、この「攻めるお金」ばかりになっている人です。儲けようとすればするほど、「攻めるお金」の割合が大きくなり、相場が急変したときに大きな損をしてしまいます。「資産形成するお金」の重要性を認識・確保しながら、攻めるお金は「ゼロになってもいい」というくらいの気持ちで投資するべきです。「小さなお 金を大きく育てる」意識を持って、バランスよくリスクをコントロールしながら運用しましょう。